30代 2児の父親 備忘録

とりあえず おもったままに かいてみる

息子の初ゴール記念日

昨年の9月から小学校のクラブでサッカーを始めた小3の息子。

遅ればせながらの参加なので、他のチームメートより遅れをとっているものの、楽しいようで頑張って続けている。

チームの方針で低学年のうちはポジションを固定しないことにしているようで、練習試合のたびにいろんなポジションをやらせてもらっている。とくにレギュラーというものも決まっていないようだ。(といっても、試合に出れる人数以上にはメンバーがいるので、うちの息子を始め、一部の上手な子以外はは交代しながら試合にでている。ちなみに息子が入部してから公式試合というものはまだ行われていない。)

最初の頃はどうやって動いたらいいか全くわからなかったようだが、今では「バックをやってるな」「ハーフをやってるな」と推測できるくらいには少しずつそれらしいポジショニングをするようになってきた。が、サイドバックなのに気が付いたら見方のセンターフォワードの横にいたりとまだまだである。

年初、今年の抱負として「練習試合で5ゴール決める!」と宣言していた息子。時々練習試合を見に行くが、「初ゴールは遠いかな~」と思っていた。そんな中、今日の練習試合。

最初の試合にはサイドバックで出場。逆サイドにボールがあるときにフラフラ~と攻めあがって肝心の守りの時に不在ということを繰り返してコーチに指摘されていた。それでも試合の合間にはチームメートと談笑して、弾けんばかりの笑顔で楽しそうだ。

次の試合、再びサイドバックで出場。案の定、逆サイドにボールが行くと謎の攻撃姿勢をみせて攻めあがっている。ハーフを追い越してセンターフォワードの辺りにいたとき、相手のバックパスが息子と相手GKの間に。「お!もしかして?」と思ってみていると息子が一歩先に触ったボールがゴールに吸い込まれた。思いがけず目撃できた息子の初ゴールだった。

駆け寄ってきたチームメートとハイタッチし、ガッツポーズを見せる息子。その後も得意の迷ポジショニングは続いたが、結局息子の1点が決勝点となり試合に勝利。クールそうなエース格の子にも声をかけてもらってハイタッチし、試合後の集合の際にはコーチからも初ゴールを祝福されていた。

私も「息子さん、ナイスゴールでしたね!」とコーチから声をかけてもらい、いい気分。私が小学生でサッカーをしているとき、親たちは子供が引くくらいに熱心に応援していたものだが、その気持ちがわかるような気がしたのだった。