30代 2児の父親 備忘録

とりあえず おもったままに かいてみる

【英語勉強】【英語脳】英英辞書のススメ

以前にこちらの記事で書いた英語脳について

shakariki30s.hatenablog.com

 

「英語を英語で理解する」、つまり英語を読んだり聞いたときに、頭の中で日本語に翻訳せずに内容を理解する、ということ。これができるようになった状態を英語脳というらしいです。

これができるようになるには、「英単語の意味を日本語で覚えている」状態を脱却する必要があります。「Good Morning」と聞いたら、頭の中で「おはよう」と変換しなくても「朝の挨拶だな」と理解できるように、ある英単語を聞いたときにそれを日本語に翻訳するのでなく、その単語が何を指すかわかる必要があるということです。

そこに至るステップの1つとして、「英英辞書」を紹介します。

 

英語を聞いているときについつい日本語で理解しようとして、リスニングのスピードについていけない、英語を読むスピードがあがらない、そんなことに困っている人にはぜひ一度試していただきたいです。

 

英英辞書

英英辞書とは読んで字のごとく、英単語を英語で説明されている辞書です。

ネット辞書で、特にどれがおススメというのはありませんが、「英英辞書」でググったら「Camblidge Dictionary」とかいろいろなものが見つかると思います。

たとえば「Camblidge Dictionary」で「accept」をしらべると

to agree to take something:

to say yes to an offer or invitation:

のように英語でその意味が説明されており、例文が記載されています。

これらを通して、その英単語のイメージをつかむというわけです。

私はある程度英語が聞き取れるようになって、英語を英語で理解することの重要性に気が付いたときに、英英辞書を使うようになりました。

実際にやってみる

それでは実際にやってみましょう。

例えばこのニュースについて

Heavy rain brings devastating landslide to Italian island

 

「Devastating」(Devastate)が分からなくて、英英辞書で調べたとします。するとこんな意味が出てきます。

to destroy a place or thing completely or cause great damage

to make someone feel very shocked and upset

to cause great damage or suffering to something or someone, or to violently destroy a place:

 

この単語が「なんだか壊滅的な悲惨な状況になっている」ことを示していることがイメージできるのではないでしょうか。少なくとも「非常にネガティブ」な意味であることはつかめるでしょう。(その単語がネガティブな意味かポジティブな意味か、そういったことだけでもわかるとずいぶんと英語の読めてる感、聞けてる感が違います。)

もちろん、一回調べただけでは十分にその単語を理会することはできません。ですが、色々な文脈の中でこの単語に出会うことで、だんだんとその単語に対する理解が進んでいきます。

 

ちなみに、どうしてこの単語を例としてあげたかというと、私はこの単語を英語辞書(英→日)で調べたことがないからです。最初に接したときに意味が分からず、英英辞書で調べました。それ以降、この単語は特にニュースを聞いているときによく聞くのですが、使われている話題や文脈を通して、イメージ・理解が進んでいったと思います。

ほかにもそういう単語はありますが、ぱっと思いついたので例として挙げてみました。こういう単語は英日辞書で調べたことがないので、対になる日本語がぱっと出てこないことがあります。なので、「日本語に訳しなさい」といわれたら、一応英語辞書でその意味を調べるでしょう。そんな状態でも、先ほどの英文を理解するのには何の支障もありません。英語を英語で理解する、というのはそういうことです。

 

まとめ

英語を英語で理解しようとしたときに、どうしても日本語で理解しようとしてしまう。それにストレスを感じている人は、一度英日辞書を使うのをやめて、英英辞書を試してみてはどうでしょうか。

分からない単語に限らず、知っている単語を調べてみてもいいと思います。その単語の持つ本来の意味をより理解できることにもなるでしょう。

英語に触れる機会が増える分、英語力の向上にもなると思いますし、きっと英語脳の育成にあたって、何かをつかめると思います。