30代 2児の父親 備忘録

とりあえず おもったままに かいてみる

【英会話】【発音】「R」の発音について(経験・私なりのコツと雑感)

英会話を始めて最初にぶつかった「R」の発音。

 

多分、英会話をゼロから始めた日本人がほぼ確実にぶつかると考えています。

始めたてのころ、食べ物の話で米(Rice)の事を「ライス」と発音したとき、全く伝わらなくて、本当にびっくりした記憶があります。(今となっては、そりゃそうだ、と思うけど)

「カタカナ英語」の指摘では、発音強制の際には講師が自分の口元を見せてくれて、それを見ながら発音の練習をするのが一般的ですが、それで一筋縄に行かないのが「R」の発音。なぜなら口の形よりも別のポイントがあるから。(だと思っている。)

 

中学や高校でそういうように習ったのか定かではないが、何となく巻き舌をして発音するものだと思っていたのも、「R」発音習得の妨げになりました。

 

結局どうしたらいいのか分からなくて、GoogleYoutube、会社の知り合いで少なくとも私よりは英語ができる人からの情報を参考にすることにしました。

 

ちなみに、遠くさかのぼれば、江戸時代にジョン万次郎がアメリカにわたって英語を身につけたとき、「ワラ」と発音していたそうです。(当時何を見てそれを知ったのか忘れましたが、こんな記事がありました。)

神戸新聞NEXT|連載・特集|話題|Water→わーらー Girl→ぐおー Cool→くおー 英語を初めてヒアリングした小学生の耳の力がすごい!

なお、英会話のレッスンで「Water」を「ワラ」と発音したらすぐに指摘が入りました。(やっぱり外国人が聞くと違和感があるらしい。カタカナ英語の限界といったところか。)

 

試行錯誤の結果、私がたどり着いたのは以下の2点を意識することでした。

  1. 「R」で始まる単語を発音するときは、単語の前に「ゥ」(小さいウ)を付ける
  2. 単語の途中の「R」を発音するときは舌の根元をのどの方に引くイメージで発音する。

前者については比較的簡単で、冒頭で紹介した「Rice」については「ゥライス」と発音することになります。実はこれでほぼほぼOKで、これをやりだしてから指摘は講師からの1回もありません。

問題は後者。日本語の発音をするときにこんな発音をすることはありません。意識したからといってなかなかできないし、メチャクチャに普段使わない舌近辺の筋肉を使うので、とにかく疲れます。ですが、これを意識し始めてから指摘を受ける回数は極端に減りました。(よくよく意識してみると、前者についても結局は後者と同じことをやっていると気が付きます)

今となってはイチイチこれらを意識することはありませんが、会社でネイティブスピーカーの講師との英語力チェックの面談をしたとき、「カタカナ英語」は卒業しているとの評価だったので、ある程度いい感じで発音できているのだと思います。

 

ここからは私の雑感。

ちなみに「R」に限らずですが英会話をしていて日本語の発音との違いで気が付いたところがあります。(あくまでも私の感覚です。)

日本語の発音をするときは、舌の先であったり口の出口に近いところにかなり依存して発音している(口先だけで発音しているというと別の意味になりそうなのでそうは書かないが、感覚的にはそっちの方が正確かもしれない)ように感じます。

一方で英語の発音をするとき、「喉」をかなり意識しているように感じます。例えば「O」の発音でも単語によって「オ」に近かったり「ア」に近かったり、「A」も「ア」に近かったり「エ」に近かったりといった違いがありますが、その違いを出すときは口の形というより「喉」に意識が強くしているように感じます。なので当初はレッスン後、喉あたりがとても疲れているような感じでした。

つまり英語の発音をするときは、日本語を発音するときには使わない筋肉を使う、だから英会話の習得には時間がかかるのだというのが私の印象です。(筋トレみたいなもんですね)

 

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私なりの英語学習方法について、ある程度記事がシリーズでまとまりました。

第一回はこちらです。よろしければご覧ください。↓

shakariki30s.hatenablog.com