30代 2児の父親 備忘録

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【製薬】【転職】【20代】実録・製薬業界転職記 エピソード1 ~転職人生の始まり~

製薬会社にMRとして就職するまでの話はこちら。

shakariki30s.hatenablog.com

 

新卒入社しMRとして働いていた製薬会社を2年弱で辞めることになった。

会社に不満(辞めるほどの)はないし、仕事も順調だった。

ただ、ちょうどそのタイミングで結婚することになり、色々なことがあって、色々なものを天秤にかけて自分で決めて退職した。今でも後悔はしていない。

ある程度腹をくくって、某地方の田舎町で、ある程度骨を埋める覚悟をして、新しい仕事についた。(是非とも来てほしいということで、将来経営に係る前提で、同僚社員と比べたら好待遇で紹介された仕事だった。)

 

さて、問題はここからである。

新しい仕事にどうしてもどうしても馴染めなかった。自分が思っていた以上に適応できなかったし、仕事内容も思っていたものと違ういうか聞いていたものと違うというか。

説明が難しいが、「このままだと精神がやられる」と感じる常用だった。

会社や紹介してくれた人には正直に心を打ち明けて理解をしてもらい、結果的に6か月で退職することになったのだった。

さぁ、これからどうするか。落ち込んでいる暇はない。

もともと万が一の時を考えて、次の第一歩は考えていた。

 

「製薬業界に戻りキャリア再構築、まずはコントラクトMRになる」である。

 

一口に製薬業界といっても、色々な業態がある。

業界としては製薬会社を中心に回っているのだが、その製薬会社も「新薬メーカー」「ジェネリックメーカー」等の種類があるし、それら製薬会社を取り巻いて、様々な業務を受託するサービス業として「CxO」(どの業務を受託するかでxのところがRだったりSだったりMになる。)といわれる業態の企業が切磋琢磨している。

 

コントラクトMRというのは、その中で製薬会社から「営業:Sales」を受託するという業態をとっているCSO:Contract Sales Organizationというタイプの企業に所属し、製薬会社に派遣されるMR、そういう仕事である。

なぜ「コントラクトMR(以下、CMR)」か。

製薬会社のMRという仕事は全国転勤で、基本的に配属先は選べない。就職活動をしているときには全く気にならなかった(むしろ魅力を感じた)のだが、結婚し今後築く家庭の事を考えたとき、全国転勤は理想ではなかった。

一方でCMRの大きなメリットの一つは、「働く場所を選べる」ということだった。妻の仕事もあるため、当時住んでいた場所を離れることは、その時はできなかった。

MRの仕事自体は知っているし、実際に仕事としてやっていて特に問題はなかったわけだから、無難な選択ではあった。

 

ということで、CMRの求人サイトに登録したところ、転職斡旋業者からコンタクトがあり(JACリクルートメント)、口コミも悪くないのでお世話になることにした。

※ちなみにおそらく誰でも知っている大手転職斡旋業者にも登録して担当者と話はしたのだが、「もう少し頑張ってみたら?」みたいな感じでまったく相手にされなかった。

 

まず担当になったエージェントさんと電話で話す機会があり、状況を説明したところ、「CMRへの転職」は確かに第一選択になりうるとコメントをしてもらい、CMRの仕事内容と転職市場の状況を教えてくれた。そこで理解したのは、希望を通りの転職を果たすには

 

  「どこかの製薬会社が今住んでいる場所でちょうど今MRの欠員をかかえており」

  「その製薬会社がどこかのCSOにCMRの派遣を委託していて」

  「自分がその案件を勝ち取る」

 

これらのハードルをクリアしなければならないということだった。

特に前者の2つは環境要因によるもので私自身にどうできるものではなく運次第。

都会に住んでいるならいざ知らず、地方に住んでいることを考えると、必ずそういった案件があるとも限らない。

正直なところ、少し考えが甘かったようだった。しかも、MRとして1年強の業務経験しかないことを考えると、たとえ案件があったとして勝ち取れる保証はない。

だが、やるしかない。

かくして人生初の転職活動に臨むことになったのだった。

 

続く。

次号はこちら

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