お金の勉強しておけばよかったと思っている話
どうしたもんかな、と折に触れ縁に触れ考えている。
教育資金用の貯蓄性保険(終身保険)である。
事の発端は長男の境域資金をどうするか検討していた時の事である。
当時、長男が生まれてすぐ後の頃の話で、世の中の親は子供が生まれたらみんな、
学資保険に入るのだろうと思い込んでいたものである。
それで、当時はほかの記事に書いているが転職失敗から立ち直るためのキャリア再構築中という状況で、将来も不安で仕方ない中、保険のプランナーさんと相談して、
「終身保険」(15年積立)
に入ったのだった。
これについては、当時素晴らしい決断ができたと喜んだものである。(今も決して後悔はしていない)
15年間引き出せないというデメリットはあるが、満期になったとあとはすぐ解約してもいいし、その必要がなければそのままにしておいて、そうすれば年率1%以上で膨らんでいくわけだから、「お得じゃないか!」と言うわけである。
それで問題は長女が生まれたときである。
私的には長男の時に味を占めている感覚なので、「同じく終身保険に」と思って保険屋さんに相談してみたところ、「今はそんなおいしい商品はない」とのこと。2-3件の「ほけんの窓口」的なところを訪ねて、どこも同じことを言われたので実際にそうなのだろう。
で、結果的にどうしたか。
「ドル建て終身保険」(10年定額ドル積立)
に決めたのだった。
当時からこの商品の「為替リスク」は重々承知の上だった。だから、解約するときはそのタイミングがとても重要ということで、解約のタイミングを選択できるように、必要になるであろう可能性が高いタイミングより5年ほど早く満期を迎えるよう、設定したのである。満期になった後、元本割れをしないタイミングで、頃合いを見計らって解約すればいいと思っていた。満期の後の年利も2%以上あることも、背中を押した。
そんなことを考えておおよそ半分の積み立てが完了した今年。急激な円安である。
今年の積立金はびっくりするほど高かった。それでも1ドル150円を超えるより前だったから、まだましか。
積み立て自体が苦しいわけではないから、今の段階で解約する気はサラサラないのだが、実際にこの為替変動をみてビビった私は、このままでいいのだろうかと最近考えている。為替変動のリスクって、思ってたよりデカくないか?
とりあえずは静観で、もし今後急激な円高が継続するようであれば、ドル預金を増やすとかするか、とか考えているのだけど。
いまさらなのだが、「ドル建て終身保険」するくらいなら、当時から積立投信のほうが100倍よかったのだ理解している。お金の勉強って大事ですね。。。