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【製薬】【転職】【20代】実録・製薬業界転職記 エピソード2 ~派遣MRへの転職~

この記事の前編はこちら。

shakariki30s.hatenablog.com

 

最初の転職でお世話になったのが「JACリクルートメント」。

ジェイエイシーリクルートメント

 

特に誰から紹介されたということでもなく、たまたま見つけて、口コミも悪くなかったのでとりあえず登録してみたところ、結果的には大正解だった。

個々の担当者によって違いもあるだろうが、本当にお世話になりました。

 

転職に関しては全くの知識がないところからのスタートになったが、手取り足取りサポートして頂いた。

まずは「職務経歴書」。

そんなもの新卒の就活では登場しない。「なんですか、それ?」みたいな感じだったが、会社で持っているテンプレートを提供してもらい、それを使ってまずは自分で作成、そこに色々なアドバイスをもらって、一応それなりのものが完成した。

そこから「面接指導」があり、新卒の就活とは違い転職の際には前職の実績をアピールする必要があること等、「面接のシミュレーション」を通してご指導をいただいた。

 

これらと同時並行で、どこにエントリーするかという相談も進めていった。

一般的には「内資で」「外資で」とか「大手で」「待遇面優先で」のような切り口でエントリー先を絞っていくとのことなのだが、私の場合は「勤務場所」が最優先で、しかも地方ということで、とりあえずエントリーできるところからどんどんエントリーするということになった。

約一週間後、3社のCSOで直接面接、1社で電話面接に進めそうだとの連絡が担当者よりあった。

最大手の外資については職務経歴書の段階で断られたとのことで、新卒就活のときには一度も履歴書でお祈りされたことがなかった身として、やはり現状の厳しさというものを感じたものである。

 

日程調整についてはありがたいことに直接面接3社を1日で回れるように組んでいただいた。(地方から東京にたびたび行くこともできないので助かりました。)

電話面接の1社については実のところ優先順位が低い会社だったので、直接面接の前日に練習もかねて受けることとなった。

 

さて、直接面接の当日である。

1日で3社受けれるのはありがたいのだが、逆に言えば1日で決まってしまうということでもあり、前日はよく眠れなかった。

午前中に1社目。

CSOを調べたときによく目にした中の1社である。面接の最初に会社の説明を受けた。これも新卒就活の時にはあまりなかった。そもそもその前に説明会があるからだろうが。聞いてみると、引退したプロ野球選手に結構積極的に声をかけてスカウトしているとのことで、そういうこともあるのかと驚いた。営業という側面の強い仕事柄、ストイックさとガッツを兼ね備えるスポーツ選手は会社の戦力としても魅力的で、実際に好成績の方もいらっしゃるとか。面接については滞りなく終わり最後にこちらからの質問となった。こちらとして一番関心があるのは住んでいるエリアでの案件の有無なのでストレートに聞いたところ、はっきりは答えてもらえなかったが、いずれそのうち案件がくるだろうから、そういうことは採用するしないにはあまり関係しないとのこと。採用したものの案件がない場合は案件がくるまで待機とのことだった。その間、当然給料は全額はもらえないわけで、あまり好ましい状態ではない。ということで、とりあえず1社目の面接は終わった。

各社の面接終了後、都度エージェントの担当者に電話で報告をすることになっていたので電話した。まぁ想定内の状況のようで励ましてもらって報告は終了。

お昼過ぎに2社目。

国内CSO業界の先駆けとなった会社の1つ。しばらく会議室で待たされている間に会社のパンフレットを渡されて、それが会社説明にあたるもののようで、採用担当の方がやってきてすぐに面接が始まった。淡々と進んで特に何事もなく終わった。

夕方に3社目。

どうやらその日、その会社の面接は私で最後の様子。1社目同様の流れで会社説明、面接と進んだ後、採用担当の方が言った。「来月から始まる案件があるんだけど、ほかの会社に今日中に断りを入れてくれるなら内定出すよ。」まさかの展開でびっくり。こちらとしてはその場で「わかりました!おねがいします!」といいたいところだが、そういうのはエージェントを通すのが筋だそうで、とりあえず面接はそれで終了になった。面接後エージェントに電話で状況を伝えると、驚いていたのとなんだかビミョーな反応。エージェントからも採用担当の方に電話をして状況を確認後、「今日内定を受け取るのは待ってほしい」雰囲気だったが、最終的には私の意向をくんでくれて、その場で内定となった。

 ※エージェントさんもそれぞれの会社との関係があるのだろう。

  1社だけに例外的な対応をされると他社の手前都合がよくないのかな。

  と思ったりするが、こうなったら私だって話に飛びついてしまう。。。

 

そういうことで、製薬業界1回目の転職活動は無事に私の希望が叶う形で終了となった。

結果的には色々と順調に進み、最初にJACリクルートメントにコンタクトを取ってからちょうど1か月で泣いてゲットに至ったのだった。

 

ちなみに待遇面だが、製薬会社のMRの時と比べるとどうだったか。

想定通り下がったのだが、思ったほどではなかった。(数十万程度)

続けていけば多少であっても上がるだろうし、全国転勤ではないというメリットを考えるとプラスマイナスゼロというより、私の感覚ではプラスだった。

 

希望をかなえたという意味で、今回の転職活動は成功だったといえるだろう。

ただし、転職自体の成功の可否は未来の事なので、このときには何とも言えなかった。

 

続く

次号は以下

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